ユダヤ人がパレスチナにイスラエルという国を作りアラブ人が追い出したことがパレスチナ問題

かつてアラブ人が住んでいたパレスチナというところに、ユダヤ人がイスラエルという国をつくった。そのため、多くのアラブ人が住むところを失った。イスラエルはそこに国をつくる権利があると言って譲らない。追い出されたアラブ人はもちろん、周辺のアラブ…

「テロリスト」がアメリカを憎む理由

ストーリーは作家が考えるものではなく、作家は既にあるものを逃さないようにキャッチするのみ

私は、ストーリーも実は小説にとってたいした問題じゃないと思っています。ストーリーは自然に発生してくるもので、むしろ自分が書こうとしている、まだ書かれていない物語が、すでにストーリーを持っているわけです。ストーリーは作家が考えるものではなく…

物語の役割

金融当局が左右できる金利がゼロの際、政府支出を増やすことが不景気からの脱出に不可欠

本書の主要テーマの一つは、深刻な不景気に陥った経済で、金融当局が左右できる金利がゼロ近くにあるときには、政府支出は減らすのではなく増やすべきだ、ということだった。大恐慌を終わらせたのは、連邦支出の急増であり、今日のぼくたちも、それに類する…

さっさと不況を終わらせろ

「自由」と「民主主義」は上から「アメリカ的生活様式」を下からアメリカを統合した

「現代アメリカ」には彼らをおのずから一つに結びつける要素があった。それは、消費文化、すなわち「アメリカ的生活様式」である。資本家も中産階級も労働者も、移民も非白人も女性も、消費文化を受け容れ、「アメリカ的生活様式」を追求した。「自由」と「…

アメリカの20世紀〈上〉1890年~1945年

物事に取り組む時の順番を決める力、手順を考える力を意識的に鍛えてあげる

もう一つ、この時期に意識的に鍛えておきたいのが、物事に取り組む時の順番を決める力。物事の推移を考える際には、思考的空間認知能がかかわっています。子どもはどうしても目の前にある自分がやりたいことから手をつけてしまいがちですから、やはり親が上…

大人の目にわがままと映る子どもの行動は心と本能の間のギャップをうまくさばけていないことの現れ

大人の目には「嫌なことが我慢できない」「わがまま」などと映る子どもの行動の多くは、実は心と脳の本能の間にギャップが生じ、それにうまく対応できていないために起こしてしまうもの。<中略>・・・ 脳が発達の途上にある子どもには、このようなギャップ…

子どもが親の言うことを聞かないのは「自分でやりたい」という気持が芽生えている証拠

子どもが親の言うことを聞かなくなるのは、少しずつ脳が発育し、「自分でやりたい」という気持が芽生えている証拠。言うことを全部聞かせよう等と考えず、広い心を持って「成長してきているんだな、今は親の言うことを聞きたくないんだな」と受け止めること…

子どもが難しいことに取り組む時は、できていることとできていないことを整理して、乗り越えるべきことに集中させてあげることが大事

子どもが難しいことに取り組む際は、ただ「無理そう、大変そう」と考えるのではなく、できていることとできていないことをきちんと整理するのがポイント。脳は、何を頑張ればよいかはっきりしていない状態で「頑張ろう」と言われても、どうしてよいかわから…

脳神経細胞は、「生きたい」「知りたい」「仲間になりたい」という3つの本能を持つ

脳を構成する脳神経細胞は、生まれながらにして、その一つひとつが本能を持っています。脳神経細胞が持つ本能とは、「生きたい」「知りたい」「仲間になりたい」の3つ。これは脳神経細胞が周囲の細胞同士でつながり合い、情報を処理することの存在意義として…

子どもの才能は3歳、7歳、10歳で決まる!―脳を鍛える10の方法

ブッシュの犯した一番の誤りはテロは戦争であると規定したこと

ブッシュの犯した誤りの数々はもはや明らかだから列記しないが、それでも振り返ってみる価値ありと思うのは次の一事ではなかろうか。 テロは戦争であると規定したこと、がそれである。戦争ではなく、犯罪とすべきであった。なぜなら、戦争だと規定すると、敵…

日本人へ リーダー編

戦略とは、明確な資源制約の中で、活動成果を最大にするために、何をやらないかを決めること

「戦略」という言葉はいろいろな意味で使われる。筆者の定義は、「明確な資源制約のなかで活動成果を最大化するために、資源投入の優先順位を明確にすること」=「有限な資源の限界に悩む企業・個人においては、何をするかを決めるだけでなく、そのために何…

40歳からの仕事術

ポジティブ・シンキングとは明確なビジョンのもと、断固たる勇気を持って行動すること

ポジティブ・シンキングとは前向きに考えることと解釈されていますが、真のポジティブ・シンキングは、明確なビジョンのもとで、それに向かって思考を集中し、断固たる勇気を持って行動することです。 ビジョンから目をそらさないこと。身をだ下出す勇気を持…

営業の魔法―この魔法を手にした者は必ず成功する

世界によって自分が変えられないように、世界を変えない無意味なこともしなくてはならない

あなたがすることのほとんどは無意味であるが、それでもしなくてはならない。そうしたことをするのは、世界を変えるためではなく、世界によって自分が変えられないようにするためである。 『永続敗戦論――戦後日本の核心』 P201

対米従属を続け、敗戦を否認しつづけている状況

敗戦の帰結としての政治・経済・軍事的な意味での直接的な対米従属構造が永続化される一方で、敗戦そのものを認識において巧みに隠蔽する(=それを否認する)という日本人の大部分の歴史認識・歴史的意義の構造が変化していない、という意味で敗戦は二重化…

永続敗戦論――戦後日本の核心

どれほど優れた考えでも、それが優れているというだけで成功することはない

必ず強調するのが「どれほど優れた考えでも、それが優れているというだけで成功することはない」だ。優れた考えには、そのために戦う闘士がいなければならないーその考えを信じる、実現を目指して努力する、実現を目指して戦う、支持者や闘士を増やす、実現…

物事をなすのは組織、計画、制度ではない、人だけだ

物事をなすのは組織ではない。物事をなすのは計画や制度ではない。物事をなせるのは、人だけだ。組織や計画、制度は人を助けるかじゃまするか、である。 『リーダーを目指す人の心得』 P.344

リーダーとは責任を持って受けもつ勇気のある人物

「リーダーとは?」ーよく聞かれる質問だ。 私の答えはシンプルだー「責任を持って受けもつ勇気のある人物。人々が反応し、この人にならばついていこうと思える人物」。 『リーダーを目指す人の心得』 P.344

昇進候補者の評価は、もう1段階上ならもっと能力を発揮できる人物かどうか

私は、「半々ルール」で昇進候補者の評価をおこなう。まず、半分は実績をベースに判断する。能力を証明する実績がなければならないということだが、これはいわば、ゲームの参加料金みたいなものだ。もう半分は、長年にわたる経験でつちかった半ば直感的な力…

自分は勝利に向かっていると思えば、自分以外にも良い影響が及ぶ

私は、状況がどれほど厳しい時も自身を失わず、楽観的な姿勢を保つようにこころがけてきた。なにかに感染しても、一晩ゆっくり休めば8時間後にはその影響がやわらぐことが多い。夜、自分は勝利に向かって歩んでいると思いながら職場をあとにすると、自分以外…

親切とは敬意と気遣いをされるべき人間なのだと相手を認めること

ついでや礼儀として親切にするのではだめ。心の底からの強い想いをもって親切にしなさい。見返りは求めないこと。親切とは、好意的な態度をとるというだけのことではない。親切とは、敬意と気遣いをされるべき人間なのだと相手を認めることなのだ。 『リーダ…

忠勤とはしっかり反論し、下された決定については自分の考えであるかのように実行する

議論は尽くしたとしても私が決定を下す瞬間がいつかくる。そうしたら、自分の考えであるかのように私の決定を実行しろ。すばらしいと口先でほめたたえるだけなどもってのほか。ぶつぶつ文句をいうのもだめだ。一致団結し、成果を出さなければならないときな…