プレビューで20〜25個のキーワードを書き出す

約二〇ページおきにページを開き、目につく言葉をチェックしてみましょう。
表紙、目次、見出しで繰り返し使われる言葉、索引でページ番号の数が多い言葉に注目しましょう。キーワードを見つける際に、大事な目安となります。
記事の場合は五〜一〇個のキーワードを頭に思い浮かべ、本の場合は二〇〜二五個のキーワードを実際に書き出してみることをお勧めします。二分ほどあれば、みつけられるはずです。
『あなたもいままでの10倍速く本が読める』 〜第4章 P.82、83〜

プレビューで20〜25個のキーワードを書き出す

プレビューの大きな役割のひとつは、情報に対する渇望感を生み出すということです。その気持ちはあなたを文書に引き込み、欲求を満たすために脳全体を活性化させます。
何か読むときは、必ずプレビューをしましょう。プレビューをせずに、長い、あるいは難解な文書を読むのは、りんごをひとつ買うために、スーパーマーケットの棚のすべての商品をひとつひとつ見て歩くようなものです。そんな無駄なことはしないで、最初から果物売り場へ行って、ほしいリンゴを手にしようではありませんか。
『あなたもいままでの10倍速く本が読める』 〜第4章 P.86〜

アフォーメーションは、目標設定により、脳に方向性を与える

  • フォトリーディングの最中、私は完全に集中している」
  • フォトリーディングした情報はすべて、私の意識下にいつまでも残り、私の役に立つ」
  • 「私は○○(あなたの目的を言う)を達成するために、この本(タイトルを言う)の中の情報を得たい」

アフォーメーションは、明確に目標を設定することにより、脳の働きに方向性を与えます。そして、意識を設けた限界を飛び越え、否定的な考えを修正していきます。その結果、成功の確率を引き上げていくのです。
『あなたもいままでの10倍速く本が読める』 〜第5章 P.99〜

アフォーメーションは、目標設定により、脳に方向性を与える

残念なのは、意識上では何もわからないために、潜在意識でも何も得られていないと考えてしまうことです。そのような否定的な考え方をすると、本当に否定的なことが起こってしまいます。つまり、「どうせ何も覚えていないだろう」とか「できるわけがない」というせりふを言うと、脳へ「フォトリーディングの間に取り込んだものを忘れろ」と命令することになるのです。<中略>・・・
フォトリーディングは、脳の神経ネットワークに直接、情報をダウンロードします。入手された情報は、意識で認知される前に、即座に処理されます。取り込んだ情報を後で引き出すためには、はっきりとした意図をもってフォトリーディングを終了する必要があります。終了時には、将来の活用に備えて、取り込んだ情報をまとめあげるよう、脳に命令しておくのです。
具体的には、アフォーメーションによって、取り込んだ情報をどう処理すべきかを脳に指示したうえで、フォトリーディングを終了するようにします。<中略>・・・

  • 私はいま、この本の印象をいま感じとっています・・・
  • 取り込んだ情報は、頭の中に吸収され、整理されました。
  • 私は、この情報が取り出せることを、いろんな形で実感できるのが楽しみです。

『あなたもいままでの10倍速く本が読める』 〜第5章 P.112〜114〜