2009-12-01から1ヶ月間の記事一覧

課題の遂行だけでなく相手にも意識を向け視点を変えることを支援する

「できる人」が何とかしてあげたいと思う「できない人」の課題を、両者はまったく違う視点で眺めていることがよくあるのです。こうすればいいのに、こんな考え方もできるのにと、引き出しの多い「できる人」はじれったくなります。 「できる人」にも答えがわ…

仕事の段取りばかりに追われず、好奇心を持って相手に接し、感力を磨く

自分が頭を悩ませている「できない人」を、恋人のように思えというのは酷な話かもしれません。でも感力を磨くには、相手に好奇心を持って接することが絶対に必要です。仕事の段取りに追われて相手を見つめていないと、感力はますます鈍ってしまいます。恋人…

相手に関心を寄せるということは、相手の思いに興味を持つこと

ここで私の言うつきあいとは、相手に対する関心を寄せ合っている状態です。「できる人」の中には、仕事に対する関心は高くても、「できない人」に関心を寄せていない人がいます。「できない人」が、なぜできないのか、どうすればできるのかを考えるだけでは…

望ましい行動要件を素直に受け入れ、その行間にあるものも真剣に読み取り、本当の答えを見つけ出していく人

「できる人」あるいは「できる人」になっていく人というのは、望ましい行動要件を素直に受け入れると同時に、その行間にあるものも真剣に読み取り、試行錯誤しながらも本当の答えを見つけ出していく人です。『なぜ、「できる人」は「できる人」を育てられな…

「できる人」は自分でコントロールできることに意識を向けて最善を尽くす

同じような境遇にあっても、できることに目を向ける人が「できる人」になっていきます。その境遇をできない理由にする人が、どんどん「できない人」になっていきます。・・・<中略> 自分でコントロールできることに意識を向け「できる人」が、実はそれがす…

人間の脳は快楽を求めるようにプログラミングされている

「できない人」は、"HOW"が習慣づけられていません。その時々に"HOW"を考える(あるいは考えさせられる)ことはあっても、ごくまれにその先にいいことがあったくらいでは、望ましいプロセスであるというインプットはされません。ドーパミンの分泌による心地…

未来へ向けて"HOW"を意識するか、諦めの"REASON"を導き出すか

「できる人」が常に未来へ向けて、"HOW"(いかに・・・するか)を意識する一方、「できない人」は少し思考が停滞すると、すぐに諦めの"REASON"(・・・だから無理)を導き出すのです。・・・<中略> 「できる人」が「できる」という評価を得る過程ではさま…

自分を信頼できるか否かは、物事を考えたり、行動を起こす上で方向性を左右する決定的な要素

「できる人」のできるという事実は、大抵の場合、過去からつながっているものだからです。そして表面的な「できる」事柄の奥に隠された自己信頼が、「できない人」との違いを際立たせる重要な要素だからです。 自分を信頼できるか否か。これは物事を考えたり…

目標をエネルギーにできるのは求められている結果を出す手ごたえをつかんでいる人

目標をエネルギーにできるのは、求められている結果を出すことへの手ごたえをつかんでいる人です。たとえ高い目標を提示されて内心は厳しいと思っても、これまでの経験から、そこに至るシナリオをある程度は描けるし、チャレンジすることで得られるものも知…

評価システムがどうであれそのプラス面を活かして自分を動機づける

「できる人」は、減点主義でも減点を恐れて腰砕けにならないし、加点主義のリスクを受け入れて前進する意欲も持っています。評価システムがどう変わっても、そのプラス面を活かして自分を動機づけ、マイナス面に足元をすくわれないよう自分をコントロールし…

どんなことでも、部下に不満を感じたら、そこに罠があると思う

どんなことでも、部下に不満を感じたら、そこに罠があるかもしれないと思ってください。特に内心、「できる人」だという自負があるのなら、部下とのギャップが罠をつくる危険性に敏感であるべきです。 『なぜ、「できる人」は「できる人」を育てられないのか…

やってみせ、言ってきかせて、させてみて、ほめてやらねば人は動かじ

「やってみせ、言ってきかせて、させてみて、ほめてやらねば人は動かじ」といったのは、かつての日本軍連合艦隊司令長官だった山本五十六です。とてもいい言葉ですが、これだけで期待どおりに動く人は限られます。少なくとも、今現在の社会においては。 やっ…

ほんの少しのペース調整を軽視することで「できる」が「できない」になってしまう

たしかにビジネスの世界では、相応のスピードが求められるのは当然です。ボランティアで人を育てるのとは違うので、いつまでも待ってあげるわけにはいきません。その反面、少しペースを調整してあげれば、「できない」を「できる」にかえていくきっかけがつ…

内発的な動機と結びつかない「べき論」は「できない人」の抵抗の壁に弾き返される

ある優秀なプランナーが、「クライアントに提出する企画書は、必ず起承転結のプロットを、テーマに即して明確に構築した上で作成する」という勝利の方程式を持っているとします。 どこかで学んだにせよ、これが人よりもスムーズにできる人は、論理気的な思考…

なぜ、「できる人」は「できる人」を育てられないのか?