評価システムがどうであれそのプラス面を活かして自分を動機づける

「できる人」は、減点主義でも減点を恐れて腰砕けにならないし、加点主義のリスクを受け入れて前進する意欲も持っています。評価システムがどう変わっても、そのプラス面を活かして自分を動機づけ、マイナス面に足元をすくわれないよう自分をコントロールしています。・・・<中略>
「できる人」が加点主義とのもとに身を置くと、今度は加点主義を求めた組織の背景と、自分にめぐってきたチャンスを重ね合わせます。枠を乗り越えたチャレンジという、今まで経験したことのないスタイルのプラス面に意識を向けるのです。
『なぜ、「できる人」は「できる人」を育てられないのか?』 〜第2章〜「できる人」は、こうして組織をダメにする P.70