2006-09-01から1ヶ月間の記事一覧

腰の重い慎重すぎる対応は致命的な結果を招く

いったいどうして多くの企業は、世間から話題にされたとき、しかも不正確もしくは筋違いな噂をたてられたときに、対応が遅く、硬直的な方法をとってしまうのか?非難に対してそれを無視したり、打ち消そうとしたり、向きになったりすることがあまりにも多い…

失敗を認めることが大事

ブログ界で利益を図ろうとするのはたやすいが、それで反発を買うとブロガーは手ごわい相手になる。期せずしてそうしてしまったら、「愛のムチ」が待っている。だがブログ界は許しの場でもあり、失敗を認めて本物になろうと努力する企業にやさしくもある。 『…

自分の意見が相手に聞かれていると思えば、ずっと礼儀正しくなる

マイクロソフトのマイク・トレースは「人々は自分の意見が相手に聞かれていると思えば、ずっと礼儀正しくなるものだ」と話している。 『ブログスフィア』 〜第9章 P.210〜

管理できないが故の信頼性

ブログは管理できないから信用があり、事実に基づいているから持続性があり、会社の製品やサービスについてのコメントに基づいているからパワフルだ。賢い会社ならオンライン上での批判に学ぶものだし、どんな情報源に基づいてでも製品やサービスを継続的に…

思い通りに事をすすめることへの誘惑

ブログをやっているコンサルタントは、自分の思い通りに事を運びたいという誘惑に勝たなければならない。 『ブログスフィア』 〜第6章 P.145〜

自社の支持者の判断力への信頼

彼らが最も頻繁に受ける質問は、「ネガティヴな投稿に対してはどうするのか」というものだ。「人々は、ネガティヴと受け取れるコメントが投稿されることに怯えています。もちろん、まったくばかげています。自社に支持者がいることを忘れ、彼らの判断力を信…

口コミに火をつけるのは自分が信頼する人々に対するロイヤリティ

口コミに何より勢いをつけるのは、自分が信頼する人々に対するロイヤリティ(忠誠心)である。有名ブランドを持つ企業に対するロイヤリティではない。人々は何か新しいものに出くわすと、仲間に話さずにはいられないのだ。そんな早耳になりたいし、仲間に影…

顧客の声を聞くことこそ大事

ブログはひとつの時代に終わりをもたらし、新たな時代を開くものになるだろう。この新時代には、顧客に話しかけているだけの企業は勝てない。相手の話を聞かなければならないのだ。私たちはこれを「会話の時代」と呼んでいる。それは世の中の何かを変え、あ…

顧客の声を聞くことこそ大事

もっと気さくな言葉で、気軽に会話し合うことで、マス広告を脅かしているのだ。たいていの人は、60秒スポットにきれいに収められて言葉より、気さくな口コミを信じる。こうした根本的な変化によって、顧客は企業社会の周辺から中心へと、位置づけなおされる…

平凡、中立性、慎重さからは良いブログは生まれない

平凡、中立性、慎重さからは良いブログは生まれない。社内外との対立や製品開発上のトラブルなどについて本質を話していないブログは信用されない。・・・ ワイプロのブログは同社の経営者チームによって書かれており、どうやら彼らは、退屈な書き方速習コース…

微妙な問題への発言を避けてはならない

後に講演旅行に出たフィオリーナは、HPの性差別を主張し、かつて出張中にいやいやストリップショーに連れていかれたこともあると話した。HP社員からは、性別にかかわらず、これについて何の投稿もされていない。 自社にかかわる微妙な問題について発言を避け…

失敗を認めることが大事

ブログ界で利益を図ろうとするのはたやすいが、それで反発を買うとブロガーは手ごわい相手になる。期せずしてそうしてしまったら、「愛のムチ」が待っている。だがブログ界は許しの場でもあり、失敗を認めて本物になろうと努力する企業にやさしくもある。 『…

自分の意見が相手に聞かれていると思えば、ずっと礼儀正しくなる

マイクロソフトのマイク・トレースは「人々は自分の意見が相手に聞かれていると思えば、ずっと礼儀正しくなるものだ」と話している。 『ブログスフィア』 〜第9章 P.210〜

管理できないが故の信頼性

ブログは管理できないから信用があり、事実に基づいているから持続性があり、会社の製品やサービスについてのコメントに基づいているからパワフルだ。賢い会社ならオンライン上での批判に学ぶものだし、どんな情報源に基づいてでも製品やサービスを継続的に…

思い通りに事をすすめることへの誘惑

ブログをやっているコンサルタントは、自分の思い通りに事を運びたいという誘惑に勝たなければならない。 『ブログスフィア』 〜第6章 P.145〜

自社の支持者の判断力への信頼

彼らが最も頻繁に受ける質問は、「ネガティヴな投稿に対してはどうするのか」というものだ。「人々は、ネガティヴと受け取れるコメントが投稿されることに怯えています。もちろん、まったくばかげています。自社に支持者がいることを忘れ、彼らの判断力を信…

口コミに火をつけるのは自分が信頼する人々に対するロイヤリティ

口コミに何より勢いをつけるのは、自分が信頼する人々に対するロイヤリティ(忠誠心)である。有名ブランドを持つ企業に対するロイヤリティではない。人々は何か新しいものに出くわすと、仲間に話さずにはいられないのだ。そんな早耳になりたいし、仲間に影…

自発的に関わるほうが熱心になる

人は義務として何かに関わるより、何か新しいものに胸ときめかせて自発的に関わる方が、熱心になるものだ。 『ブログスフィア』 〜第3章 P.61〜

ブログを書くことと顧客と面会することに変わりはない

ブログを通じて社員が何かを言おうが、どこかに出かけていって顧客と面会しようが、ある意味では同じさ。ただ、ブログのほうがより多くの人々に触れ合えるだけだ。 『ブログスフィア』 〜第1章 P.32〜

真実のたどる3つの段階

すべての真実は3つの段階をたどる。第一はからかわれる。第二に、暴力的な抵抗を受ける。第三に、自明のこととして受け入れられる。 『ブログスフィア』 〜序章 P.10〜

ブログスフィア

「人とのつながり」は「現役で真剣に働いている」ゆえに生まれる

そんな「アーリー・リタイアメント願望」が、私の中からふっと消えてしまっていることに気づいた。本当の有事には「自分のことを何かの理由で大切に思ってくれる人」がどれだけいるのかということにこそ意味があり、そんな「人とのつながり」は「現役で真剣…

ネット時代の物書きの在り様

いま私たちは、ネットの進化のおかげで、誰もがカジュアルに情報を発信できる「総表現社会」とでも言うべき時代を生きている。いったん発表した「判断や断定」でも、あとになって、その判断に誤りがあったことに気付いたり、状況が大きく変化したことを認識…

他の人とは全く違うことを考えるに違いないという想像力

ここで決定的に重要なのは、「Web 1.0」時代とも言うべきネットブーム到来期に、グーグルは一社だけ人とは違うことをしていたということである。「Web 1.0」時代のネット事業とは、まずユーザーをイメージし、リアル世界に存在する産業の仕組み以上の利便性…

「テネーシャスネス」とは「絶対にギブアップしない執拗さ」

もう一つ「テネーシャスネス」(tenaciousness)という言葉がある。「もうとうに諦めたかと思ったら、アイツだけやり続けていた。変な奴だなぁ。本当にあいつのテネーシャスネスには驚くよ」というような使い方をするが、「絶対にギブアップしない執拗さ」を…

「マドル・スルー」とは「先行きが見えない中、手探りで困難に立ち向かう」という意味

「マドル・スルー」とは「泥の中を通り抜ける」、「先行きが見えない中、手探りで困難に立ち向かう」という意味だが、その状態自体を「目標に到達するための苦難」だと思わずに楽しむところがカギである。 『シリコンバレー精神』 〜文庫のための長いあとがき…

未来を想像するための執拗なまでに何かをし続けることを楽しむ心

「シリコンバレー精神」とは、人種や移民に対する底抜けのオープン性、競争社会の実力主義、アンチ・エスタブリッシュメント的気分、開拓者(フロンティア)精神、技術への信頼に根ざしたオプティミズム(楽天主義)、果敢な行動主義といった諸要素が交じり…

シリコンバレー精神 -グーグルを生むビジネス風土