腰の重い慎重すぎる対応は致命的な結果を招く

いったいどうして多くの企業は、世間から話題にされたとき、しかも不正確もしくは筋違いな噂をたてられたときに、対応が遅く、硬直的な方法をとってしまうのか?非難に対してそれを無視したり、打ち消そうとしたり、向きになったりすることがあまりにも多いようだ。・・・<中略>腰の重い慎重すぎる対応は、得てして致命的な結果を招いているように思われる。むしろ企業は、真実を明かすことや顧客保護を第一に考えているという姿勢を示すべきだ。そのためには、告発者を非難しても始まらない。手をこまねいていると、保身を図っていると思われてしまう。
『ブログスフィア』 〜第13章 P.288、289〜