未来へ向けて"HOW"を意識するか、諦めの"REASON"を導き出すか

「できる人」が常に未来へ向けて、"HOW"(いかに・・・するか)を意識する一方、「できない人」は少し思考が停滞すると、すぐに諦めの"REASON"(・・・だから無理)を導き出すのです。・・・<中略>
「できる人」が「できる」という評価を得る過程ではさまざまな創意工夫があったはずです。たまたま運よくできたのではなく、"HOW"を繰り返しながら小さなこと、大きなことを達成し、少しずつ自己信頼を培ってきました。
その体験は好ましい記憶として脳にインプットされています。実際に何かを達成することで、快楽物質のドーパミンが分泌されて「好ましさ」を生み出すのです。それが度重なると、困難に向かってチャレンジする、まさに未来に向けて"HOW"の思考回路ができます。
ですから目先だけを考えると苦しいけれど、"ここから頑張るといいことがありそう"だと自然に思えるのです。
『なぜ、「できる人」は「できる人」を育てられないのか?』 〜第3章〜「できる人」に知ってほしい「できない人」との違い P.118