ユビキタス

ユビキタスというのはもともと「神の遍在」を意味する宗教用語で、全知全能の神がすべてを監視し、人間の行動をてのひらのうえで転がすというような意味だ。そこから転じてコンピュータ業界で使われるようになり、生活や社会のすべての場所にコンピュータが存在し、コンピュータ同士が連携して動作することで、人間の生活をバックアップするような枠組みを意味するようになった。
『グーグル 既存のビジネスを破壊する』 〜第一章 P.52〜