2005-12-24から1日間の記事一覧

「しかし」を使用する時も気をつける

「しかし」とやりたくなったときは、論理の飛躍か、実体のない見せかけだけの「力こぶ」に逃げようとする気持ちが働いているのではないかと、自分を疑ってみたい。

「だが」を使用する時は気をつける

安易な接着剤の「・・・だが・・・」が一つもないことに注意してもらいたい。

軽い、日常会話のような言葉で書く

問題は、内容だ。中身が軽いのに思い言葉で飾りたてればみっともないだけ。重い内容であるほど、軽い、日常会話のような言葉を選びたい。

書き出しは、言いたいことをおおづかみにとらえることに凝る

書き出しに凝るというのは、表現や言い回しを凝るのではない。自分の言いたいこと、訴えたいこと、伝えたいことを、どのように大づかみにとらえるかに、凝ることだ。

文章のあるべき順序

まず、自分のいわんとすること、ねらいを大づかみに紹介し、次に詳しい説明をしたあと、ちょっと違った視点から補足し、結論を述べる。

具体例あっての論理

体験談や引用は一切なしに、はじめから、「私はこう考える」式に、論一本ヤリで押し通す方法もある。抽象的で、わかりにくい文章になり勝ちだ。読む人をひきつけるのはなかなか難しいだろう。体験を織りこみ、その分析を通じて考えを述べてゆく方法が、具体…

顔のある文章の作り方

顔のある文章の作り方―学生の実作による文章教室作者: 轡田隆史出版社/メーカー: 高文研発売日: 1988/02メディア: 単行本 クリック: 2回この商品を含むブログ (2件) を見る