思いがかなわなくても誰かが意思を継いでくれればよいので「遺書」にあたる本を書く

それまでずっと「日本の生命保険業界をなんとかしたい」という思いはもち続けていたものの、自分ではそれは果たせないままに終わるだろうと思っていたのです。だからこそ、「遺書」にあたる本(『生命保険入門/岩波書店』)も書いたのです。思いがかなわなくとも、あとから誰かがこの本を読んで私の意思を継いでくれればいい、そうした気持を込めました。
『「思考軸」をつくれ』 〜私が「0.1%」に賭けられた理由 P.4〜