実物経済で利潤率があがり、それが衰退すると金融化がすすみ、最後はヘゲモニーが終わりに向かう

どの国のヘゲモニーにおいても実物経済のもとで利潤率が上がって、それが次に低下することで、金融化というか、金融拡大の局面になっています。そしてその金融拡大の局面で、ある種のバブル経済が起こる。つまり、どのヘゲモニーの段階においても、実物経済がうまくいかなくなると金融化が起こる。そしてその金融化が進むと、同時に、その国のヘゲモニーは終わりにむかう。
『超マクロ展望 世界経済の真実』 〜第二章 P.69〜