2013-10-16から1日間の記事一覧
和というのは、ケンカをしないということではありません。お互いがそれぞれの務めを果たすこと。そのことを通じて「心のつながり」を保つ、ということです。あえて訓読みすれば、「やわらぎ」とか「ととのう」となるのでしょう。互いに「柔らかい心」で向き…
その『日本文化史』の中でサンソムがくり返して書いているのは、日本人は倫理やモラル、あるいは心のありさまを表現するときにさえ、「きれい」とか「汚い」といった美学的な言葉遣いでもってそれを表現する、ということです。 すなわち、「十戒」という神の…
ではなぜ、神道だけを目の敵にしたのでしょう。それは、日本の力の根源の一つが神道にある、と見たからです。なぜ神道が、日本の力の根源と関わっていると見たのでしょうか。それは簡単に言えば、西欧人は、国力の根源には必ず宗教が関わっている、という見…