パブリックに書くということ

やっぱり雑誌記者としてずっと思ってきたことなんですけど、自分がモノを書くことによって傷つく人が必ずいる、っていうのを意識することかな。自分の文章によって社会的地位を失ったり、お金を失ったりする人が出る。自分が他人の人生を言葉一つで狂わせるかもしれない。だから、少なくともこれで誰かの人生が狂ったとしても、「俺はこういう理由で書いたからそういうことが起こっても仕方がない」といえるだけの理論武装を持って書く。それがパブリックに書くということだと思いますよ

アルファブロガー』 〜Interview05 P.100〜