「集団の知恵」の凄さは情報量の多さ

「集団の知恵」という言葉に実質の伴った価値を与え、私たちを驚かせてやまないのは、みんなの意見に含まれている情報量の多さだ。ゴートンの実験やチャレンジャーの事故などのケースでは、集団が共有する集合的な「頭」の中に世界のほぼ完璧な絵が描かれているではないか
「みんなの意見」は案外正しい』 〜第1章 P.28〜