市場は全く逆の考えを持つ人同士の取引により成立する

自分が売った株を買う人は、その株に関して自分とは異なる将来展望を抱いている。自分はその株の価格は下がると考え、買った人は逆に上がると考えている。どちらが正しいにせよ、重要なのは異なる考えを持つ人同士のやり取りをとおしてのみ、市場は資本をうまく割り当てられるという事実だ。
「みんなの意見」は案外正しい』 〜第11章 P.250〜