あるべき未来に対して情熱を持つものがいるかどうか

本の未来は最終的に平野さんのおっしゃるとおりになるのかもしれないけど、そういう未来を作ることに誰がどこまで情熱を持つかという問題が、現実的にはものすごく大きいのです。まず、出版社の人たちが本当にそっちにいきたいのかどうかは疑問ですね。
・・・<中略>技術そのものが足りないとかそういう問題ではなく、技術に関する感性とプロデューサー能力を併せ持ったカリスマ的なイノベーターが出てくるかどうかが鍵を握ります。
ウェブ人間論』〜第三章 P.137,138〜