一日一つ新しいことを試し、十試して一つのこればもうけもの

どんなにいい方法でも、やることがたいへんだったり、自分の考え方と合わなかったりして、習慣化できるものが少ないからです。すると、どうせ習慣化しないのだがか、ということでやること自体をあきらめてしまうことが多い。
しかし、そこは考え方を転換してください。十の方法を試して、一つでも自分の習慣として残ったら、それはもうけものだということです。
この十に一つというのは私の経験則からきています。試さないものは決して習慣化しませんが、十試せば一つの習慣が、百試せば十の習慣が手元に残っていきます。
・・・<中略>たとえば私の場合は、一日一つは何かあたらしいことができないかと考えています。そうすると、一ヶ月に数個くらいは新しい手法として残りますので、一年たつと、それなりにいろいろな時間管理の方法が新しく加わってきて、バージョンアップされているわけです。
『無理なく続けられる年収10倍アップの時間投資法』 〜基礎編 P.35〜37〜