必要なのは電気システムの規格化

このプロセスにとって必須だったのは、電気システムの規格化だった。電力ユーティリティはもともと、さまざまな周波数と電圧の電流を生産していたが、ユーティリティも新しい電気機器の製造企業もほどなく、汎用的な規格ー電流そのものの規格ではなく、モーター、電線、変圧器、ソケットなど、電力システムを構成する部品の規格ーの利便性を認識した。
クラウド化する世界』 〜第5章 ザ・ホワイトシティーコロンビア万国博覧会 P.114〜