経営者は消費者を満足させ、株主に利益を提供する以上のことはすべきでない

経営者は法に従う義務があり、いかなる不正行為に対しても責任を負っている。しかし、経営者はそれ以上のことはできないし、するべきでもない。経営者の仕事は消費者を満足させ、それによって株主に利益を生み出すことである。この決まりを経営者が果たせなかった場合や競争相手よりもうまくやれない場合には、経営者は消費者や株主から罰せられ、株主は他の投資先を探すのだ。
『暴走する資本主義』 〜第6章 超資本主義への処方箋 P.293〜