子どもが手伝ってくれたら、ほめずに、親がどう感じたか、気持ちを教えてあげる

子どもが手伝ってくれたら、子どもをほめないことが大切です。「いい子ね」「えらいぞ」というほめ言葉ではなく、子どもが手伝ってくれたことに感謝し、喜んでください。子どもが親のために働いたときに、親がどう感じたか、気持ちを教えてあげてほしいのです
「ありがとう」「お父さん助かったよ」「うれしかった」という具合に、自分の働きが親にどのような影響を与えたかを教えてください。
「いい子ね」「えらいぞ」と言われて悪い気はしませんが、この言葉では、自分の働きが相手にどのような肯定的な影響を与えているのがわかりません。なぜならそれは、親が自分の働きに対してどう感じているのかの言葉ではないからです。
『子どもの心のコーチング』 〜第2章 子どもに教えたい3つの力  P.102、103〜