行動の結果をみとめ、その原因を変えることで、新たな結果を得ようとする意欲を認める

コップに注いだミルクを、こぼさずに食卓まで運ぶやり方も同じです。子どもはこぼすことを繰り返し、やり方を変えて、いずれ正しいやり方を学びます。
このとき子どもは、こぼすことを失敗とは思っていません。ただ、「こぼした」と思うだけです。「こぼれたね。こぼさずに運べるようになるかな」と声をかければいいのです。そのプロセスは、こぼれたことを認め、その結果を作った原因を変えることで、新たな結果を手に入れようとする意欲を認めることです。
『お父さんのための子どもの心のコーチング』 〜第3章 P.112〜