人は理解してもらっていると感じたときに変化しようという気持ちが強くなる

人は、話を聞いてもらっていると感じたときや、理解してもらい、賛成してもらっていると感じたときに、変化しようという気持ちが強くなる。触媒は、他人の問題を解決する方法を見つけようとしたり、それを押し付けたりはしない。相手と仲間としての関係をつくり、話をじっくり聞く。相談する側が触媒にしたがうのは、そうしなければならないからではなく、自分を理解してくれると感じるからだ。
『ヒトデはクモよりなぜ強い』 〜第5章 触媒のもつ不思議な力 P.136〜