いまわの際に後悔しないように一生懸命25のことに励むと、まったく違う人生が広がる

医療は人から死を遠くに引き剥がしたが、自然はいつでも生命の真実を指し示している。生きとし生けるものはいつか必ず滅びるが、できうる範囲で精一杯良く生きようとした生命に後悔はない、それが真理である。・・・<中略>
残念ながら、死を前に後悔が一つもない人はいないだろう。人は完璧な存在ではないがゆえに、結局どんなに一生懸命準備をしたとしても、後悔がない最後など迎えようがないのかもしれない。
けれでも、「後悔がないように」と普段から考え、ここまで列挙してきたことに一生懸命励んだらどうだろうかおそらくそうでない場合と比べて、まったく違う人生が、まったく違う道が眼前にひろがるのではないだろうか。
『死ぬときに後悔すること25』 ~おわりに P.247~249~