真に偉大な組織は壊滅的な破局にぶつかったときですら、回復してさらに強くなる能力を持つ

真に偉大な組織がそこそこ成功を収めているにすぎない組織と違う点は、困難にぶつからないことではない。一時は交代しても、壊滅的な破局にぶつかったときですら、回復して以前より強くなる能力をもっていることである。偉大な国は後退しても回復しうる。偉大な企業は後退しても回復しうる。社会セクターの偉大な組織は後退しても回復しうる。完全に打ちのめされて退場するのでないかぎり、つねに希望がある。
『ビジョナリーカンパニー3 衰退の五段階』 〜第八章 十分に根拠のある希望 P.200〜