自分の言うことに対して、それは違うとか、こうしようとか提案でいる人間が役に立つ

「俺の言うことをハイハイと聞くだけの人間は役に立たない。俺の言うことにたいして、それは違う、とか、こうしようと提案できる人間が役に立つのだ
と言って自分に直言する人を大切にしていたが、十河のような人間に対しては特に信頼が深かった。
『小説 後藤新平』 〜復旧ではなく復興を P.263〜