大人の目にわがままと映る子どもの行動は心と本能の間のギャップをうまくさばけていないことの現れ

大人の目には「嫌なことが我慢できない」「わがまま」などと映る子どもの行動の多くは、実は心と脳の本能の間にギャップが生じ、それにうまく対応できていないために起こしてしまうもの。<中略>・・・
脳が発達の途上にある子どもには、このようなギャップをうまく処理することができません。ましてや、自分がどうして泣きたい気持なのか、口で説明することなどできるはずがありません。<中略>・・・
このような次期を「反抗期だから」といって"わかった気"になる人は少なくありません。しかし、子どもは反抗しているわけではなく、本能と心のギャップをさばけないだけなのです。
大人はそのことをよく理解し、子どもが取る行動の原因を正しく判断しなくてはなりません。
『子どもの才能は3歳、7歳、10歳で決まる!―脳を鍛える10の方法 』 P.119、120