2011-06-02から1日間の記事一覧
後藤以上の理想家はいるかもしれない。後藤以上の実行かもいるかもしれない。しかし、その双方をかねているのは、ほかにいない。 『後藤新平の「仕事」』 〜後藤新平の「仕事」 P.167〜
政治家がふつう考えているのは、自分のときにどう実現するかということですけれども、多分後藤の発想には、自分が死んで何世代かしたときに実ればいいというぐらいの射程距離の長さがあると思うんですね。悲しいことに、日本の近代を指導した薩長にも、それ…
彼は従来からの因習にとらわれない。従来からの因習にとらわれないということは、何か事を始めるに当たって、既にある考え方とか方向性に従うのではなくて、考え方や方向性をだすために、きちんと土台になるものを「調査」して、現実からあるべきものを作り…