参加型の本執筆
・・・<中略>、私はこの本のイントロダクションと第一章の草稿を自分のブログに掲載した。読者には、事実関係の誤りを見つけたら、できれば電子メールで知らせてほしいとお願いした。合せて、私が重要なテーマを見逃していたら、あるいは、この本で絶対に扱うべきエピソードを知っていれば、どうか教えてほしいと問いかけもした。
読者は答えてくれた。
・・・<中略>本書の中で私が取り上げたアイディアは、この本自体の取材、執筆に不可欠となっていた。最初は、何が起こるのか全く想像もつかなかった。しかし今なら、自信をもって断言できる。このプロセスは見事に機能した。
『ブログ 世界を変える個人メディア』 〜エピローグと謝辞 P.390〜