不正コピーへのソフトウェアメーカーの対応

マイクロソフトIntuitなどの主要なコンピュータソフトウェアメーカーは、消費者が正規で購入したのにインストールや動作すらきちんとできないプログラムにどんどん不満を募らせると、過度に制限を課すコピー防止スキームから手を引いた。ソフトウェアビジネスが不正コピーが五七パーセントでも耐えられるのなら、どうしても音楽産業は、二〇パーセント以下の不正コピーが産業を殺すなんて主張できるわけ?

『デジタル音楽の行方』 〜第8章 P.229〜