特殊指定と草の根メディア

他の業界については「構造改革」や「競争原理」を求める新聞が、自分の業界のことになると、以上のように非論理的な議論をすべての新聞でヒステリックに繰り返し、それと違う意見は無視し、地方議会まで動員して「特殊指定堅持」の決議を出させるのは異様というしかない。今回の新聞の特集しての問題をきちんと取り上げていたのが、ライブドアパブリックジャーナリストだけだという事実が、日本の活字文化がいかに「あぶない」かを示している
『ウェブは資本主義を超える』 〜マスメディアの終焉 P.70〜