ひとりで黙々と何かをすることは頭を使っているしるし

子どもは同じ種類のものを「分け」たり「集め」たり「較べ」たりなどしているときひとりで黙々と持続してやります。それは自分の頭を使っているしるしです。感覚器官である目や耳など、また、運動機関である手などを使い、同時に知性を生き生きと働かせているのです。そのときは、「感覚の敏感期」の強烈なエネルギーと知性のエネルギーが内面から子どもを押し動かしているので、子どもは自分のリズムでその活動に集中します。そして、どんどん発展的に展開させることもできるのです。
『お母さんの「敏感期」』 〜第四章 P.141,142〜