Nurturing

自立とは何か

>とは ・自分の奥深いところに何らかの自信・確信・安心が生じる ・周囲の人や物と安定した関係をもつことができる ・自分で決めたり、選んだり、責任をとることができる力がある ことだと考えたいものです。『お母さんの「敏感期」』 〜第四章 P.164,165〜

「自分の手を使い、自分の頭を使って、自分のリズムでことを進める」ことの重要性

「自分の手を使い、自分の頭を使って、自分のリズムでことを進める」という活動を日常生活の中で毎日繰り返した子どもは、「自分でする!」言い張った二、三歳ごろのあの強い生命力を持ち続けています。 『お母さんの「敏感期」』 〜第四章 P.160,161〜

自律とは何か

>とは ・自分の頭でよく考え(知性を働かせ) ・自分のからだ(感覚器官や運動器官)をよく使い ・自分のやりたいことを自分で追求したり展開できる力 とでも考えたいものです。 ・・・「自律」とは、ただオートマチックにどんどん処理できる能力ではありま…

「敏感期のエネルギー」と「知性のエネルギー」

子どもを内面から押し動かし、積極的に環境へかからわせる力は「敏感期のエネルギー」によります。 そして、かかわり始めたものを、投げ出さないで、内面から持続させる力、自発的にどんどん発展させる力は、「知性のエネルギー」によります。 子どもの活動…

ひとりで黙々と何かをすることは頭を使っているしるし

子どもは同じ種類のものを「分け」たり「集め」たり「較べ」たりなどしているときひとりで黙々と持続してやります。それは自分の頭を使っているしるしです。感覚器官である目や耳など、また、運動機関である手などを使い、同時に知性を生き生きと働かせてい…

「知性」のエネルギーと自発性

・「自分が自分の行動の主人公でありたい」望みと「ありとあらゆる動き方を身につけたい」望みが心の中に渦巻いているこの時期には、もう一つの内面のエネルギーが強く働きだしています。それは「知性」のエネルギーです。 ・>は、ひとことでいえばことです…

秩序の敏感期

それは、自然が子どもに、この世界に生きていくためにの羅針盤を手渡す時期だといえます。自然が子どもに秩序への敏感さを植えつけて、さまざまな事柄の間にひそむ関係をきずかせる、最初のステップなのです。内部にめばえるこうした感覚によって子どもは、…

自然からの宿題

子どもにとっても、内面から押し上げてくる生命力に導かれ、その時期にこそ、しなければならない自然からの宿題をしているのですから、そうかんたんに、ゆずることはできません。 『お母さんの「敏感期」』 〜第二章 P.56〜

自分にとって必要なものを環境にみつけ、強烈にかかわる力

発育とか成長というと、とかく外にあらわれる経過で見ようとします。しかし、本当は、外から見える経過の内面にある、特別な感受性やエネルギーが重要なのです。生物の幼少期には、周期的にあらわれる本能が、発育のある段階に、ある精力を強烈に使うように…

あることに対して感受性が特別に敏感になる一定期間のことを「敏感期」

すべての生物は幼児期に、自分の将来に必要なことのために、あることへの感受性が非常に敏感になり、それを環境の中に見つけだし、強烈にかかわってく特別の短い時期がある。そのことを獲得すると、その感受性は鈍感になり、また次のものへの感受性が高まる…

「なんで、そんなに夢中でするの?」見つめること

おとなしく何かをしているとき、「なんで、そんなに夢中でするの?」と不思議に思って見つめること、あたたかく見守ること、それをやり終わったときの表情から心の中にあるものを読み取ること、そこにじつはモンテッソーリ教育をわかる糸口があります。 『お…

新しい段階へと順調に入るために必要なこと

自然の法則によりもっとも大事なことは、「新しい段階へと順調に入っていけるかどうかは、その前の段階をうまく終了してきたかどうかに、全面的にかかっている」ということです。 ですから、おけいこごとや塾通いを、このような脳の発達の部位と順序などにお…

深く感じて自己投入できる体験を持つことが大事

子どもは、どんなことでもいいから、深く感じて自己投入できる体験を持つことが大事なのだ。何かを体験し、体験したことで、自分が成長できること、それが大切だ。そういう体験があれば、その子は自信をもてる。 『お母さんの「敏感期」』 〜第一章 P.20〜