取引全体を総合的に見て、コモンセンスで判断

ある行為が許されるか否かの判断は、会計士や弁護士に頼るのではなく、最終的には取引の全体を総合的に見て自分のコモンセンスを働かせるしかないということになる。
したがって、白黒がつけ難い法律上の問題に関する弁護士のインプットはリスクアセスメントを行ううえでのあくまで参考に過ぎず、最終的には経営者としての自らの意思決定を迫られることになる。
『ハーバードMBA留学記』 〜問われる経営者のリーダーシップと倫理 P.55,56〜