自社の事業の経済構造を理解する

三つ目は、競争の中で利益を上げるための経済構造を理解することである。シェアをとるために価格を下げても、その価格で販売し続けると利益が出ないようでは企業活動といえない。自社の事業の経済構造をきちんと理解しないで競争に挑むと、企業の目的であり、存在条件である利益の創出が実現しない。
『会社は頭から腐る』 〜第2章 戦略は仮説でありPDCAの道具である P.35〜