本来的な企業価値を持続的に高める制度があるべきガバナンス構造

買収防衛策の議論も同様である。そこでなされるべきは、当該企業が構築すべきガバナンス構造として、企業の本来的な価値を長期的、持続的に高めるためにどんな制度が最良かを議論することである。その観点から本質を突いたカウンタープロポーザルはほとんどなかったのではないか。
『会社は頭から腐る』 〜第5章 ガバナンス構造を徹底的に見直せ P.158〜