自分がやりたいことに協力をしてくれる人を探すことは砂金を探すようなもの

それで、僕はいつも言うのは、「五十人にあたれ」ということなのです。受けとめてもらえるのは、五十人あたって一人だ、と。人間だって好き嫌いはある。波長が合う合わないはある。たまたま相手がその時忙しいとか、たまたま「今は迷惑だ」というときにぶつかっちゃえば、それは駄目だよ、ということになる。自分がやりたいことが相手に伝わることこそまれなことだと思っていたほうがいいと思います。<中略>・・・
自分がやりたいと思っていることに対して、面白いからどうぞ、と言ってくれる人とのマッチングは、砂金を探すようなものです。皆さん、企業のなかで、そういうことを意識して、周囲に働きかけていますか、ということなんです。
私塾のすすめ』 〜第3章 「ノー」と言われたくない日本人 P.131〜