政策決定プロセスは市場競争の延長線上にある

グーグル、マイクロソフト、ヤフー、IBM、サン、オラクルが、政界に毎年何千万ドルというカネを送っているのは、ロビイストであるローレン・マドックスの言葉を借りれば「政策決定プロセスは市場競争の延長線上にある」ということを理解しているからである。これらの企業は、市場に最も優れた製品やサービスを提供しようと駆り立てられるのと同じ激しい競争原理によって、政治の世界に駆り立てられるのだ。
『暴走する資本主義』 〜第4章 飲み込まれる民主主義 P.199〜