話したいことがあるとき、親が邪魔しなければ、子どもは口を開く

まず自動的な習慣で子どもが話すべきときをさえぎって自分を話していることに気づきましょう。そして、その習慣をリセットします。意識して自動スイッチをオフにします。
具体的には次の点に注意してみてください。
子どもに対する指示・命令・小言をやめる
子どもに質問したら、答えが返ってくるまで待つ
思わず何か言いたくなるようなことを子どもが言ったら、黙る
沈黙は私たちに考える時間を与えてくれます。きき耳に振り回されずに、子ども本心と聴きとる余裕を手に入れることができます。
何より親が黙っていれば、子どもに話すチャンスがめぐってきます。話したいことがあるとき、親が邪魔さえしなければ、子どもは口を開いてくれるのです。
『子どもの心のコーチング』 〜第4章 心を結ぶ聴き方・伝え方  P.179〜