2009-06-22 人は財産を手にすると、利益を守るために集権的なシステムを求める 分権化 アパッチ族とアルコホリックス・アノニマスの組織で起きたのは、権力の集中化だ。人々は、いったん財産を手にすると、それが牛だろうと本の印税だろうと、すぐに、利益を守るために集権的なシステムを求めるようになる。自分の財産のことになると、人はそれを管理し、体制をととのえ、きちんと報告して欲しくなるものなのだ。 『ヒトデはクモよりなぜ強い』 〜第6章 分権型組織と戦う P.168〜