簡にして要を得た紹介と面白い読解で作品という大八車を後ろから押してやるのが書評

わたしの考える書評は作品という第八車を後ろから押してやる”応援”の機能をはたすべきものです。自分が心の底から素晴らしいと思った本を、簡にして要を得た紹介と面白い読解によって、その本の存在をいまだ知らない読者へ手渡すことに書評の意味と意義があるんです。
『ニッポンの書評』 〜第13講 『IQ84』一・ニ巻書評読み比べ P.150〜