電通『鬼十則』

一. 仕事は自ら「創る」べきで、与えられるべきではない。
一. 仕事とは、先手先手と「働きか掛け」て行くことで、受け身でやるものではない。
一. 「大きな仕事」と取組め、小さな仕事は己れを小さくする。
一. 「 難しい仕事」を狙え、そして成し遂げるところに進歩がある。
一. 取組んだら「放すな」、殺されても放すな、目的を完遂するまでは・・・・・・。
一. 周囲を「引きずり回せ」、引きずるのと引きずられるのとでは、永い間に天地のひらきができる。
一. 「計画」を持て、長期の計画を持っていれば、忍耐と工夫と、そして正しい努力と希望が生まれる。
一. 「自信」を持て、自信が無いから君の仕事には、迫力も粘りも、そして厚みすらがない。
一. 頭は常に「全回転」、八方に気を配って、一部の隙もあってはならぬ、サービスとはそのようなものだ。
一. 「摩擦を怖れるな」、摩擦は進歩の母、積極の肥料だ、でないと君は卑屈未練になる。
『「われ広告の鬼とならん』 〜第四章 群立と「鬼十則」 P.243,244〜