常に自らの仕事を全面から分析・反省していれば、大口や言い訳はでようはずもない

「常に、自分のしている仕事をあらゆる角度から分析し検討して、仕事の実績についての自分らの努力、自分らの才能はどうであったか、という反省をしているならば、よい場合に大口をたたくこともなければ、悪いからといって、下手な言い訳をする必要もないはずだ。常に自分、ならびに自分の部局の活動というものについて、常に反省を怠らなければここに出て、この演題にたっての説明で、みずからもう少し内容のある筋金のとおったものがでてくるはずだ。
成績が良いからといって思い上がってはいけない。思い上がるほど、諸君はまだ一人前になっちゃいない」
『「われ広告の鬼とならん』 〜第六章 構想と挑戦 P.371