アーキテクトの腕の見せどころ

インターネットでは、オープン・アーキテクチャによって多くのユーザーを味方につけることが不可欠であり、「知的財産権」による囲い込みは、多数派になる上では逆効果だ。他方、ビジネスである以上、すべてをオープンにするわけには行かないから、どこをオープンにし、どこで利益を上げるかが、アーキテクト(設計者)の腕の見せどころである。
『ウェブは資本主義を超える』 〜IT産業復活の道 P.155〜