心の有様を表現する時にさえ美学的な言葉遣いで表現する

その『日本文化史』の中でサンソムがくり返して書いているのは、日本人は、倫理やモラル、あるいは心のありさまを表現するときにさえ、「きれい」とか「汚い」といった美学的な言葉遣いでもってそれを表現する、ということです。
『日本人としてこれだけは知っておきたいこと』 〜第四章 日本文明とはなにか P.237〜