文章は残すか、切り捨てるか迷ったら必ず切り捨てる

文章の中の、ここの箇所は切り捨てたらよいものか、それとも、このままのはうがよいものか、途方にくれた場合には、必ずその箇所を切り捨てなければいけない。いはんや、その箇所に何か書き加へるなど、もつてのほかといふべきであらう。
『文章のみがき方』 〜III-2 削る P.132〜