2008-06-05から1日間の記事一覧

正しく評価するとは、その在るがままの性質を、積極的に肯定する事

正しく評価するとは、その在るがままの性質を、積極的に肯定する事であり、そのためには、対象の他のものとは違ふ特質を明瞭かしなければならず、また、そのためには、分析あるひは限定といふ手段は必至のものだ 『文章のみがき方』 〜IV-8 自分と向き合う P…

文章は残すか、切り捨てるか迷ったら必ず切り捨てる

文章の中の、ここの箇所は切り捨てたらよいものか、それとも、このままのはうがよいものか、途方にくれた場合には、必ずその箇所を切り捨てなければいけない。いはんや、その箇所に何か書き加へるなど、もつてのほかといふべきであらう。 『文章のみがき方』…

文章を推敲する上で注意したい点

一読して、主題(あなたがこのことを伝えたいと思っていること)がはっきりと浮かび上がっているかどうか 文章がちゃんと、ここころよく流れているかどうか。ゆっくりと何回も読みかえしてみる。 ひきこまれて読む、というおもしろさがあるかどうか。 自分が読…

自分が感じていることの正体をしかと掴む

単純で簡素な文章を思うとき、大切なのは、読む人に「いちばん何を伝えたいか」を明確にすることです。自分が思っていること、自分が感じていることの正体をしかと掴む。その上で、それをどう伝えたらわかってもらえるかを考える。 『文章のみがき方』 〜II-…

自分の感覚、心でとらえたことを借りものではない自分の言葉で書く

自分にしか書けないことを 自分の感覚、心でとらえ 借りものでない自分の言葉で だれにでもわかる文章で書く 『文章のみがき方』 〜II-5 借り物でない言葉で書く P.70, 71〜

「心を揺さぶられた文章」は自分のたどってきた道をあきらかにする

人はそれぞれ「心を揺さぶられた文章」を生涯の宝物として心の手文庫に大切にしまっているはずです。ノートに記録された書き写しの文章は、「心の自分史」です。自分のたどってきた道をあきらかにしてくれます。 『文章のみがき方』 〜I-2 書き抜く P.11〜

文章のみがき方