苦しい時に思い浮かぶのは、古典の世界のフレーズ

古典には、『論語』なんかもそうですが、当たり前のことが書いてあって、つまらないものが多い。ですから、調子のいいときに読んでも感動しません。ところが面白いことに、苦しいときに思い浮かぶのは、古典の世界のフレーズなのです。自分が追い詰められて苦しいときに読むと、不思議と涙が出てきます。
『指一本の執念が勝負を決める』 〜第3章 P.120〜