自分の行動が『ワシントン・ポスト』に載り全米中に知られた際、誇りに思うかどうか

私はつねに倫理を犠牲にしないように気をつけていた。そのための自己診断法は単純なものだ。こう自分に問いかけるだけである。
「もし、このことが明日の『ワシントン・ポスト』の一面に載って全米中に知られることになったら、それを誇りに思うだろうか、それとも、恥ずべきことだと思うだろうか?」
恥ずべきことと分かった場合は、私はそれを行わなかった。誇りに思えるのなら、私は堂々とその道を進んだ。
『即戦力の人心術』 〜部下を迷わせない、確たる「一貫性」 P.44〜