2008-11-08から1日間の記事一覧
アップルだけがすべてをコントロールするおいう「武器」にこだわった。同社はコンピュータの世界で最後の、そして唯一の垂直統合企業になっている。コモドール、アミーガ、オリベッティなど、自社のハードウェアやソフトウェアをつくっていたほかの垂直統合…
ハードウェアとソフトウェアの緊密な一体化が、予見可能で扱いやすいシステムを生む。クローズドシステムは選択の幅を狭めるが、安定感と信頼性は増す。オープンシステムはそれよりもはるかにもろく、信頼性が低い。これは自由の代償である。 『スティーブ・…
未来を見通し、消費者が何を望んでいるかをだれよりも先に知る不思議な能力をそなえているように見える。ジョブズ本人はそんな評判にはとりあわない。「何が起こるかをぴたりとあてることはできない。しかし、われわれがどこへ向かっているのかを感じること…
「いっしょに働く人材のクオリティ水準を高く保つこと、それが自分の仕事のひとつだといつも考えてきた」とジョブズは言う。「それは私が個人として貢献できる数少ないことのひとつだろう。Aプレーヤーしか要らないという目標を組織にしっかり植えつけようと…
アップルのデザインプロセスで最も重要な要素のひとつは簡素化である。アップルの製品はなぜシンプルなのか、それは顧客の選択肢を減らそうとするからだ。ジョブズにとってはつねに素朴こそ贅沢なのである。 「技術が複雑になるにつれて、高度な技術をふつう…
信じられないことだが、ラツラフのチームはスクロールバーをジョブズが納得するまで改良するのに半年を費やした。 『スティーブ・ジョブズの流儀』 〜第2章 独裁 アップルのワンマン・フォーカスグループ P.67、68〜
ジョブズは簡潔明瞭な組織づくりを心がけた。・・・ジョブズは上から下まで明確な指揮命令系統にこだわった。すべての社員が自分の直属の上司、自分に期待される役割を把握していなければならない。「新しい組織は余分なものがなくてわかりやすく、責任が明…