反対意見の重要性

ミーティングが最もよい結果を生むのは、受け入れられている意見に反対するメンバーがきちんと発言できるような場合だ。そこで、意見が一致しなそうになると、私は必ず反対意見を求めた。私に反対意見を唱えることは、斥けられるのではなく、逆によしとされた。誰も異論を出さない場合は、あえて反対意見を述べるように誰かを促した。「この方向に進んでいるのはそのとおりだが、反対の立場も知っておき、検討したほうがいい」というようなことを言い、私自信か誰かが反対意見を述べる。
『ルービン回顧録』 〜第一章 P.36〜